大和ハウス工業健康保険組合

【1】新入社員の健康管理

年1回の定期健診は必ず受診しましょう!

定期健康診断は必ず受診し、日頃の健康の維持、管理に務めましょう。また健康診断の結果に一喜一憂せず、結果に異常値や経年変化があれば日ごろの生活習慣を見直し改善していきましょう。また、健診結果に「要精密検査」「要治療」の結果が出たら、すぐに医療機関を受診しましょう。

運動と栄養のバランスをとり標準体重を維持しましょう!

日本肥満学会では標準体重を次の計算式により算定します。

標準体重(Kg)=[ 身長(m)]の二乗 × 22

身長を二乗した数値に22を掛けたものが標準体重です。この前後の体重は最も健康的に生活ができる理想値ですので、そのまま維持するようにしましょう。
現代人は消費するエネルギー以上に食物を摂取するため、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されて、動脈硬化を起こしやすく心臓病や脳卒中の原因になる肥満になりやすいと言われています。

歩く習慣を身につけましょう!

運動というと、スポーツジムや特別なことを思い浮かべますが、誰にでもできる手軽で効果的な運動はウォーキングです。
しっかりと呼吸をしながらできる運動なので「有酸素運動」と呼ばれ、糖質や脂肪が消費され肥満や生活習慣病を予防する効果があります。
エレベーターやエスカレーターを使わず日常生活にウォーキングを取り込み、無理なく長続きさせましょう。

食生活に気をつけましょう!

  1. 朝食を必ず食べましょう。食事の間隔が開きすぎないよう、肥満防止の面からお勧めです。
  2. 外食が多くなりがちですが、バランスやカロリーを考えて1日のうちで調節しましょう。
  3. 黄緑色の野菜には老化を予防するという研究発表もあり、1日350gを摂取目標としましょう。野菜ジュースで補助的な利用もできます。
  4. アルコール20gが1日の適正飲酒量です。

    (例) 日本酒1合 ビール中ビン1本 ウィスキーダブル1杯

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【2】新入社員のメンタルヘルス

入社後1ヵ月目の5月ごろに見られる、何となく気が滅入って仕事に身が入らない、集中できないなどの症状を「五月病」といいます。
新しい環境や生活は肉体的にも精神的にも疲れるもの。五月病は通常一過性ですが、ストレスをためたままだと、うつ病など心の病の引き金になってしまうこともあります。心身の変調に気がついたときには無理をせず、ペースダウンを心がけ、ストレスをため込まないように心がけましょう。

ストレスに気付きましょう!

2週間以上次のようなサインが続くと要注意です。

(1)基本的なサイン

  • 気分が重く沈みこむ
  • 何をやっても楽しくない

(2)よく見られるサイン

  • 食欲がない
  • 集中力の低下
  • 疲れやすい
  • 動きが遅くなる
  • よく眠れない
  • 必要以上に自分を責める

(3)からだのサイン

  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 肩こり
  • 胃の痛み・下痢・便秘
  • 発汗
  • 息苦しさ

自分なりのストレス解消法を持ちましょう!

  • ぬるめのお風呂にゆっくり入浴
  • ウォーキングなどの軽い運動
  • 早起き
  • 音楽鑑賞
  • マッサージ
  • 寝るまえにストレッチをする
  • 疲れたときはいつもより30分早く寝る
  • アロマテラピーを楽しむ
  • 何も考えず頭からシャワーを浴びる
  • 趣味やスポーツのための時間をとる
  • プラス思考で笑える気持ちを養う
  • 楽しい映画やテレビを観る
  • 買い物などの気分転換
  • 親しい人との食事
  • 鏡の前で笑ってみる
  • 大声を出してみる
  • コーヒーや甘いものなどの嗜好品をとる

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